IESEの特徴

交換留学生から見たIESE(国際大学)

私は、新潟県南魚沼市にあります国際大学から交換留学生として来ております(期間は9~12月)。国際大学は日本にありながら、日本出身の学生の割合は少なく、主に東南アジア、アフリカ、中央アジア等の出身者が太宗を占めるという珍しい環境で勉強してきました。講義は全て英語で行われ、IESEと同様、ケースメソッドが採用されておりました。国際大学からの交換留学先はアジア、北米、ヨーロッパと多数用意されており、IESEビジネススクールもその中の1つでした。以下、交換留学生の立場から見たIESEについて簡単にまとめてみました。

① 交換留学先にIESEを選んだ理由

  1. 数多くある交換留学先の中でIESEは最高レベルのビジネススクールであり、これまで日本で学んできた知識や経験がどの程度通用するのか試したかった思いがありました。
  2. ヨーロッパ出身の学生を中心とするIESEと、アジア出身の学生を中心とする国際大学では学生構成が全く異なっており、新たに異なる環境に飛び込んでみようと思いました。

② 講義について

  1. ケースメソッド中心であることは国際大学と同じでしたが、海外の有名企業出身者などさらに多様なバックグランドを持っている学生が多くおり、こうした学生の貴重な経験に裏打ちされた発言が勉強になる機会が数多くありました。
  2. 選択授業であっても、毎回ケースの準備や課題提出があるため、準備時間が長く、負荷が重いです。
  3. 1コマ75分間の講義であり、短い時間の中で集中して講義に取り組むことができると思います(国際大学の1コマは90分間)。
  4. 教授陣の経歴が多様で面白いです。有名企業の社外取締役や元軍人など、アカデミックな側面だけではなく、実務的な側面からも十二分にビジネスを学ぶことができます。

③ BSP(Business Spanish Program)

  1. 少し忙しくなってしまいますが、交換留学生もスペイン語講義(BSP)を取ることが可能です。少人数クラスであり、自由に発言できるだけでなく、他のクラスメイトとも交流を深めることができます。
  2. 短期間であってもスペインの地でスペイン語を勉強することは貴重な経験になると思います。買い物や旅行など日常生活の中でスペイン語を使用できる場面が数多くあります。

④ 交換留学生間の交流について

  1. 今学期、IESEへの交換留学生は24名であり、中国、北米からの留学生が多いです。なお、日本出身の交換留学生は私だけでした。
  2. 交換留学生たちと、週末は旅行や買い物と、共に過ごす時間は多いです。

交換留学の期間としては、まだ折り返し地点を過ぎたばかりですが、この充実した生活を引き続き楽しんでいきたいと思います!

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