MBAプログラム概要

メリハリの効いたプログラム:
密度の濃い1年目、自由度のある2年目

一言にMBAと言っても、学校毎カリキュラムには様々な特色があり、その違いを理解するのは詳しくプログラムを調査が必要です。ここでは、IESE MBAプログラムの内容について、概要を少しでも理解していただけるように、1年目・2年目の内容を説明しています。プログラム期間はフルタイムで19か月(9月-5月)もしくは15ヶ月(9月-12月)となり、卒業はいずれの場合でも5月です。
*15, 19ヵ月以外については個別にアドミッションへご相談をお願い致します。

1年目

IESE1年目を一言で表すと「ビジネスリーダーとしての基礎固め」の期間です。

9月-12月、1月-3月、4月-6月の計3学期、全てがケースメソッドによる必修科目で構成され、様々なバックグラウンドから集まったクラスメイトと共に、リーダーとして必要な知識を習得していきます。全てが必修科目であるからこそ、バイアスをかけることなく、知識を習得することができ、ビジネスリーダーとして基礎を固めることができます。

2年目

2年生は「専門性を深堀」の期間であり、より専門領域を深める授業となります。

1年生とは対照的に、2年生は全てが選択科目で、1年目で学び経験した内容と今後のキャリアを考慮し、個人個人で、受講する科目が選んでいきます。また1年生では比重の大きかった、チームワークも2年生になると、固定チームの概念が無くなり、授業毎に教授の意向によって、受講者間でランダムで組まれるもののみとなります。

2年生は追加授業料無で全世界の提携校へ交換留学も可能です。

1日のスケジュール

IESE MBAは各学年プログラムの特徴からもわかる通り、1年目と2年目で1日のスケジュールが大きく異なります。

1年目は、必修科目+チームワークから成り、授業やチームディスカッションに向け毎日予習が必要となるため、よく“インテンシブ”と言われます。一方で、この“インテンシブ”とは、決して授業のみを指すものではありません。学生は、もちろん授業に対するコミットメントを高く求められるため、一定の負荷が掛かりますが、加えて “キャリア”、“ソーシャル”という学業外の活動も並行して行わなければなりません。個々人の優先順位に沿って、如何にMBA生活を充実したものにするのかが大事になってきます。

授業が無い日:キャリアフェア

IESEでは、学期毎に数日、キャリアフェアと称し、世界各国の企業がバルセロナキャンパス(or online)にて、学生と交流を図るイベントが定期的に催されます。この日ばかりは、授業も全て休講となるため、学生はスーツに切り替え、企業とのコネクション作りに注力したりもします。

自分の中で優先順位を付けるのは大変難しいことではありますが、学校側のサポートやチームメイトとの協力によって、みんな個人個人の目指す方向に学校生活を進めてっています。

評価システム

学生が必死に勉強する背景の一つにIESEの評価システムがあります。毎学期、クラスパーティシペーション、ペーパテスト、グループワークの結果等に基づき、学生はA、B+、B、B-、Cの5段階で科目毎に評価されます(科目毎に重視されるポイントは異なる)。評価は相対評価で行われ、Cはクラスの10%につきます。このCを1学期の6コマ中2つ取ると呼び出しがあり、1月期で計5つとると追試や面接があります。そこでのパフォーマンスも芳しくない場合は放校となるため、学生には厳しいプログラムとして有名です。又Term1, Term2の成績順で交換留学先の希望が決まるため、良い評価を取るインセンティブとなっています。

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