キャリア

気になるIESEの就活事情 2015

こんにちは、Class of 2015のSushiです。

今日は私費学生の気になるIESEの就活について書きたいと思います。今日は私費学生の気になるIESEの就活について書きたいと思います。特によく質問を受ける下記二点を中心に書きたいと思います。

  1. IESEは忙しいから就活する時間が無いのではないのか??
  2. ヨーロッパの学校だと就職の際不利になるのでは無いか?

1. IESEは忙しいから就活する時間が無いのではないのか??

他校では週4日しか授業の無い学校が有る中IESEの一年目は週5日みっちりと授業・チームミーティングが有ります。自由になる時間は週4日の学校と比べ、やはり圧倒的に少ないです。しかしながら、実際に就活を経験して感じたのは自分のスケジューリング次第で就活との両立は十分に可能という事です。

私の場合は事業会社(ヘルスケア)を志望していたのですが、事業会社志望(ヘルスケア・Eコマース等)の場合10-11月頃に開催されるボストンキャリアフォーラムが山場となります。9月に入学して間もなくentry sheetや面接がスタートする状況で、やはり授業が始まると中々時間が取れません。しかし、事業会社の場合かなり早めに選考がスタートするので学期が始まる前の夏休み期間に同級生とCVチェックや業界研究、志望動機の練り込み等を進める事で対策が可能でした。また、授業が始まってからも土日にはある程度纏まった時間が確保出来ますし、昼休みや放課後のコマギレの時間を利用する事で十分に準備を進める事が出来ました。

コンサルティングファームを目指す場合面接が始まる年明けから2月末頃までがピークとなります。事業会社と違いコンサルティングファームの面接にはケース面接の準備が必要で時間を要するのですが、同級生たちは一か月有る冬休みを上手く利用してケース対策を進めておりました。Class of 2015に関して言えば、負荷が重いコンサル志望の同級生達も、無事志望していたtop tierのコンサルティングファームのオファーを勝ち取っております。

入学前は中々想像がつきにくかったのですが、授業が多いのは100%やらなければならない責務が大量に有る、というよりは学ぶ機会が沢山有る、という感覚で学生達は就活や家族、クラブ活動など優先順位の高い事が有る場合は上手く調整しながらこなしている、というのが私の印象です。

2. ヨーロッパの学校だと就職の際不利になるのでは無いか?

こちらも良く頂く質問なのですが、日本での就職に関して欧州校だという事が不利だと感じる事は殆ど有りませんでした。事業会社志望の人は会社によってはボストンへ渡航しなければならず、若干負担となりますが、コンサルティングファームの場合には電話面接が主な面接手段なのでロケーションが負担になる事は有りません。また、バルセロナにはESADE Business Schoolも有るため、日本人私費学生が多く在籍しており、イーコマースやヘルスケア、商社等直接人事の人がバルセロナまで足を運び、説明会・採用面接を行ってくれるため、就職活動の機会は豊富にありました。

また、ヨーロッパの学校はアメリカの学校に比べて知名度が低くオファーの獲得の障害になるのでは無いかと懸念されている方もおりますが、この夏にインターンをした人々のオファー獲得状況を見る限り、top tierのコンサルティングファームやイーコマース、ヘルスケア等でしっかりオファーを獲得しており(今年度のIESE日本人学生の場合、インターンされた方の9割程オファーを獲得しております)、インターンでは過去の就業経験やパフォーマンス等で判断されていると感じました。

以上就活について良く受ける質問について、でした。

関連記事

Coffee Chat

最近の記事
おすすめ記事
  1. Surpass Boundaries with Humility and a Spirit of Respect: An Interview with Mr. Kadokura, CEO of APCE (AGC Pharma Chemical Europe)

  2. 謙虚な心とリスペクトの精神で与えられた「枠」を超えよ―APCE(AGC Pharma Chemical Europe) CEO 門倉さんインタビュー

  3. IESE Japan Search Fund Forum – 投資家パネルディスカッション 「サーチファンド起業の意義」

  1. Japan Trekを振り返って

  2. MBAにおけるcontribution

  3. サーチファンドとIESE

TOP