バルセロナ生活情報

IESE パートナー向けイベント体験談

 こんにちは。Class 2024 YのパートナーSです。

4歳の子連れで帯同しています。今回はパートナー向けのイベントについてご紹介します。

1.パートナー向けプログラム概要

IESEにはパートナー数名が事務局を務めるIESEパートナーズクラブと、学校が提供しているパートナー向けのAcademic programがあります。

IESEパートナーズクラブは毎月のニュースレター発行や各種イベント企画・運営等を行っており、WhatsAppグループもあります。

Academic programではパートナー向けにIESE教授陣による模擬ケースやLinkedin活用法、コミュニケーション、モチベーション、リーダーシップ等の講義が全10回程度開催されており、各回任意で参加することができます。

その他、パートナーも参加できるスペイン語講座(BSP:Business Spanish Program、パートナー有料)や、IESEのクラブ活動(パデルやバスケット、バトミントン、ランニング、テニス等(有料クラブあり)があります。

2.参加したイベントのご紹介

1年目に私が参加したイベントをご紹介します。

①Meet and Greet

入学した9月頭の夜、パートナー向けの懇親会が市内のカフェで開かれました。
参加者は1年生のパートナーと、数名の2年目パートナーです。

はじめに座ったグループがたまたま皆南米から来たパートナーで、スペイン語が飛び交う中でお互い自己紹介をして、それぞれどうやって日々過ごす予定かを話しました。

南米パートナーたちはスペイン語を話すので、バルセロナの大学院で勉強するという人が二人いました。そのあとは2年目パートナーがテーブルを回り、帯同生活のtipsを語ってくれたりと、なかなか有意義でした。個人的にはここで他の人ともっと連絡先交換をしておけば良かったと反省しています。あの時話していた人は、今どうしているんだろうかとふと思い出したりします。

②Academic program

私が参加したのは模擬CaseとLinkedin活用法です。模擬CaseではIESEの名物教授によるケースの授業を受けました。

本来学生たちは事前に何ページにも及ぶCaseを予習してから授業に臨むのですが、このパートナー向け講義では事前課題はなく、当日教授が学生たちに色々と質問を投げかけながら授業が進んでいきました。

この日のテーマはスターバックス。

スターバックスはどうやって他のカフェと差別化しながら売り上げを伸ばしてきたか、今後どのような戦略を採るべきかについて議論しました。

一方的な講義ではなく、次々と飛んでくる質問に頭をフル回転させながら考え回答したり、漠然とした回答に対して教授から「How?」という突っ込みが返ってきたりとexcitingでした。

私自身も何回か発言できたので良かったです。

Linkedin活用法は、アカウントを作ったものの何をどうするのか分かっていなかったので参考になりました。

③Language Exchange

こちらはパートナーによる言語交換会です。

登録フォームに希望する言語、教えられる言語を入力し、グループが結成されました。私はスペイン語希望だったので、スペイン語話者1人がいる数名のグループに割り当てられました。

ただ、グループ発足後何も動きがなく、せっかくなので言語交換会をやりたいと思いスペイン語話者の人にコンタクトを取り、結局2人でカフェでお茶をしました。

相手はチリ出身で、私の拙いスペイン語を何とか汲み取ってもらいつつ、自分たちや夫の仕事、旅行の予定などについて会話をしました。

④IESEファミリーイベント

パートナーズクラブでは毎月のようにファミリーイベントが開催されており、パートナーのWhatsAppグループとは別にファミリー向けのWhatsAppグループが存在します。

私と娘はこれまでIndoor play groundとEaster Egg Huntに参加しました。Indoor  play groundでは室内遊戯場に数家族が集まり、子ども達は遊戯場で遊び、パートナー同士は軽く会話をしました。

Easter Egg Huntでは広い公園に10数家族が集まり、用意してくれた卵を探して子どもたちが駆け回り、パートナー同士は会話を楽しんだりと親子ともに楽しいひと時を過ごすことができました。

⑤ブランチ会

この会には0~4歳までの子どもを持つママさんが集まり、美味しいブランチを楽しみつつ、子どもの寝かしつけの話や、夏休みをどう過ごすかという話で盛り上がりました。

寝かしつけが大変なのはどの国でも同じなんだな…というのが興味深かったです。

ただ、親子同室で寝ているのは日本人の我々親子だけで、他のパートナーたちは皆別々に寝ているというのは驚きでした。やはり親子同室はアジアの文化なんでしょうね。

3.その他パートナーが参加できるイベント

上記で挙げたパートナー向けイベント以外にも、パートナーが参加できるIESEイベントはたくさんあります。

私が参加したのは、クリスマスに学校で行われたCarolling(クリスマスソングを歌うイベント)、マルチカルチ(各国が飲食等のブースを出展し各国のパフォーマンスが行われるカルチャーイベント)、IESEワールドカップです。

ワールドカップでは女性の参加が必須だったので、他の男性陣が交代するなか一人グラウンドに立ち続けました(笑)

これらの公式イベント以外にも、夫の友人のホームパーティーにお邪魔したり、IESEのLibraryで勉強したり(パートナーも学校に入るIDをもらえます)、何かとIESEに関わる機会は多いなという印象です。

いずれも任意参加なので、何にも関わらないで過ごすことも可能です。

いずれのイベントも共通言語は英語なので、スピーキングが得意でない自分にとって聞き返したり聞き返されたりして少し凹んだり不自由を感じることはありますが、それ以上に新しい文化や考え方に触れられるのが面白いです。

せっかくIESEパートナーとして帯同しているからには、その環境を存分に楽しみたいなと考えています。
以上、パートナーとしてのIESE生活について少しでもイメージをお伝えできていれば幸いです。

お読みくださりどうもありがとうございました。

Class 2024パートナーS

関連記事

Coffee Chat

最近の記事
おすすめ記事
  1. Surpass Boundaries with Humility and a Spirit of Respect: An Interview with Mr. Kadokura, CEO of APCE (AGC Pharma Chemical Europe)

  2. 謙虚な心とリスペクトの精神で与えられた「枠」を超えよ―APCE(AGC Pharma Chemical Europe) CEO 門倉さんインタビュー

  3. IESE Japan Search Fund Forum – 投資家パネルディスカッション 「サーチファンド起業の意義」

  1. 飯島塾長インタビュー 外(学習塾)から見たIESE part1 IESEとの出会い編

  2. 女性のバルセロナでのMBA留学Q&A

  3. My challenge for case competition

TOP