IESE Class of 2027のRです。重機械系のメーカーから派遣されて、IESEに来ています。
私の代から海外MBA派遣制度が整備され、実質的に社内1号生であったため、前例がない中で
社内レポート(月報)作りやインターンの選択など手探りで実施してきました。
社費生として
IESEの授業では、多くの授業でClass Participation(授業中の発言)が評価に含まれ、日本人の多くが悩みます。 その克服の仕方はその人によって様々なのですが、私の場合は頑張って発言する他に、教授との関係性を縮めるという作戦を取りました。
その縮め方の一つが、教授のオフィスアワーに訪問し、会社が抱えている問題を教授にぶつけてみるという事です。 例えばCompetitive Strategyの授業では、産業内における会社のポジションを説明した後、自分なりの仮説を持って教授とディスカッションを行いました。
その結果、このような顧客を攻略すれば良いのではないか、という結論に至り、その内容を月報に含んで報告したのですが、既に重要顧客として扱っているという返信を受領しました。 既に取り組みが行われており少し残念に感じたのと同時に、30分ほどのディスカッションで的確なアンサーを出す教授の器量に驚きました。
また、マーケティングの授業では今の会社でもっと何ができるのか、という問いをぶつけて教授とディスカッションを行ったのですが、AppleやTOYOTAの事例を参考にプチ講義が始まり、あっという間に1時間が経過していました。
こういった学び方、時間の使い方は本当に贅沢だと常々感じますし、教授との距離が近いIESE MBAならではだと感じます。 (今でもこのような教授とばったり会うと、娘さんは元気?みたいな会話が展開されます、教授も子育て中の方が多い!)
上記の通り、社費生として教授に派遣元の会社の課題をぶつけて議論する事で教授との距離が縮まり名前を覚えてもらい、授業中も当てられやすい状況を作る。 そしてディスカッション内容をレポートとして会社へ送付する、というサイクルが上手くハマり、良いリズムを作る事ができました。
また、色々な科目で勉強する事を派遣元の会社に当てはめて物事を考えると、案外MBAの教科書通りに制度が作られている事に気付き、会社の見方が変わりました。
2年生では1年目で習った事をベースにして、選択科目にてより深い洞察が得られるはずなので、教授とのディスカッションを楽しみにしています。(人事のクラスでは派遣元の会社を事例に扱ってレポート予定)
Academic
IESEのMBAでは、Academic(授業)、Recruit(インターン確保を含む就職活動)、Networking(友達作り)の時間配分をよく考えなさい、全部取ろうとしたら倒れるよ、という事を言われます。
妻子帯同の場合はFamilyの要素が加わりますから、よりバランス配分が難しくなり、まるで日々綱渡りです。
妻子帯同の場合は真っ先にNetworking時間(≒夜の飲み会)が犠牲になる訳ですが、その反動として発生したのがAcademic偏重でした。
優秀なチームメイトに恵まれてチーム課題に良い評価がついた事、社費生でそこまでインターン獲得に時間を掛けず授業に真面目に打ち込めた事、上記の教授との近さと発言の多さが相まり、気付けば1年2学期には成績優秀学生に選ばれました。
大学の頃は不真面目でこんな機会は初めてだったので、ちょっと恥ずかしかったです。
また、1年3学期にはGlobal Economics(世界経済)の期末試験対策の講師役として駆り出され、普段からお世話になっているセクション(クラス)のみんなに少しだけ恩返しをする機会に恵まれました。(そして無事にGlobal Economicsは上位15%に当たる”A”の成績が返ってきました)

(写真は期末対策の様子)
そしてなんと、1年間でセクション内で最も発言をした人、という名誉ある賞をもらう事ができました!(これは驚きです)
MBAカリキュラムの外でもBSPというビジネススペイン語のクラスも継続履修しており、卒業までに全レベルクリアするのが目標です。
もちろんネットワーキングの時間が取れないのは惜しい時もあるのですが、勉強する時間が確保されてるのって、本当に贅沢で幸せだとつくづく思います。
保護者Networking?
妻と子供を帯同しており、なかなかIESE内でのネットワーキングに時間が取れない一方、現地保育園ならではのローカル体験や保護者間ネットワーキングを楽しむこともあります。私がスペイン語を少し話すこともあり、娘の友達の誕生日会に参加するなど、キャンパスとは違う雰囲気を楽しむことも醍醐味です。
保育園の保護者とコミュニケーションを取ると、バルセロナは国際化が進んでいるとよく感じます。娘の幼稚園の同級生もアメリカやイタリア出身等プチIESEのようなグローバル感を呈しており、娘が2歳ながら友人とハグしている姿を見ると異文化に溶け込みながら成長している事をしみじみと感じます。
また、夏のバルセロナはビーチがとても気持ちよく、毎週のように家族でビーチを訪れ、新しい穴場ビーチを発掘するのが日課となりました。
バルセロナにも(ちょっとオシャレな)海の家のようなレストランが点在し、ビーチで流し込むビールとパエリア、小魚フライは最高で、妻子共に大満足でした。

(ビーチは最高!)
IESEはFamily Friendlyを謳っているだけあって、家族にもオープンな機会を様々準備してくれます。
マーケティングの授業でヨーグルト製造会社のケースを扱った際、課外活動として実際のヨーグルト工場と併設される牧場の訪問ツアーが企画され、家族共々参加させてもらいました。
きっと娘、妻にとっても良い経験、思い出になったものと信じております。

(牧場訪問の様子)
Run&Reflesh
さて、バタバタしている日々ですが、健康維持とリフレッシュのために週に1〜2回ジョギングする事をルーティンにしています。
約8キロの定番ジョギングコースではサグラダファミリアを近くで望む事ができ、サグラダファミリアに見守られているような、不思議な感覚で走っています。
また、バルセロナマラソン(フルマラソン)にも参加しており、今年は5時間かけて走りました。とても自慢できる時間ではないのですが、来年は少しでも時間を短縮できるように、娘を抱っこしながらスクワットに励んでいます。
卒業まで残り約半年ですが、最後まできっちり学び、楽しみ、悔いのないように走り抜けたいと思います!
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