Hola! Class of 2020のM.Mです。
皆さん、スペインという国について真っ先に思い浮かべる言葉は何でしょうか?パエリア、フラメンコ、ワイン、ビーチ・・・。情熱の国=暑い!というイメージが強いのではないかと思います。
あまり知られていないと思うのですが(私もスペインに来て初めて知りました)スペインは実はスキー大国なのです。地理的には南欧の分類に属しますが、冬はバルセロナでも寒くなりますし、山間部には雪が降ります。スペイン国内でスキーが出来る地域としては、カタルーニャ地方、アラゴン地方、マドリード周辺、アンダルシア地方等が挙げられます。
IESEでは年に1回SKIESEというイベントが開催されます。2泊3日でスキーリゾートに泊まりスキーとパーティーを両方楽しんじゃおう!というイベントです。だいたい100名くらいが参加していると思われます。我々の代はLa Molinaというバルセロナから車で約2時間のところに行きました。スキーリゾートとしてはまあまあです。一番衝撃だったことがSKIESEという思いっきりスキーをしにいくんだよね?というイベントなのにも関わらず、雪をみてパーティー出来れば満足というSKIESEでスキーしない派がいたことです。私はもちろんスキーしに行く気満々でしたので、改めてそこで文化の違いを認識しました。ホテルにクラブ(本当はレストランですが夜はクラブと化します)が併設されており、2日連続でスキーもパーティーも制覇するというツワモノもいました。
スペインでスキー出来るのか!最高!と味を占めてしまった私(3歳ごろから親の背中に背負われてスキーをしていたくらいスキー好きです)は、3月に学生20名程度でもう一度スキーをしに行きました。スキーに行く計画があるらしいと小耳にはさんだ私は早速whatsappグループにいれてもらい、とりあえず周りがバシバシと宿やレンタカー予約進めてくれたので完全フリーライダーでとりあえずついていきました。
今回向かったのはBaqueiraというバルセロナから車で4時間、フランスに限りなくちかい国境近くのスキーリゾートです。ここがなんとも素晴らしいスキー場でした。
コースマップからもわかるように、非常に大きなスキー場でして山をまたいでコースが設置されています。雪質も良質、スキー場自体が相当広いので人も日本に比べると少ないですし、コースも充実していて最高でした。
ただ日本のスキー場と比較して悲しい点が3点:ナイター営業無し、カレー食べられない、温泉無し。これら3点の醍醐味が無いのは日本人として非常に残念ですよね。ただスペインだからこそ体験できるスキーエクスペリエンスもあります。それはApres Skiです。Apres=フランス語でAfterという意味なので、アフタースキー?なんじゃそりゃ?と思いつつ16時くらいになると皆でよしApres Skiに行くぞという話になったので、スキーをしながら下降していくと何やら音楽が。。ゲレンデの中腹あたりに山小屋がみえてきました。よくみるとMoetシャンパンがスポンサーをしているシャンパンを飲むクラブみたいな感じです。Apres Ski=クラブ的なイベント的な感じだったのかー!と驚き。
この国の人はどこに行っても何をしても最終的には音楽とともに踊り狂うという習慣があるようです。私はこの習慣嫌いでは無いですが、やっぱり最後は温泉でしめたいなあと思った瞬間でした。このように四季によって違ったイベントを楽しむ日本人にとっても非常に過ごしやすいスペインおすすめです。