多様性
IESEを語るときに欠かせない最大の特徴は学生の多様性にあります。”Developing Leaders You Can Trust” というブランドステートメントの通り真のビジネスリーダーの育成を教育理念に掲げていますが、その実現の上で多様性は欠かせないキーワードです。なぜなら、学生は、自分と異なる多様なバックグラウンドを持つ同級生と様々なグループワークや議論を行い、切磋琢磨していくことで、リーダーに必要なソフトスキルを開発していくからです。
国籍のバックグランド
MBAプログラムの学生数は1学年 350人、平均年齢は30歳、女性比率は35%、学生は世界55か国以上から集められています。更には、一国の学生が20%以上のマジョリティを占めないように設計されており、最も学生数の多いスペイン人でも全体の2割未満です。その他詳細なプロファイルはIESE公式HPを参照ください。
職種のバックグラウンド
職種のバックグラウンドも多様性が重んじられており、事業会社、コンサルティング、金融、ソーシャル&パブリックセクターなど多種多様な構成となっています。
多様な仲間とのグループワーク
このダイバーシティを最大限に活かす密度と頻度の濃い圧倒的なグループ活動が挙げられます。
グループ構成
350人の学生は、70人ずつ5つのクラスに分けられ、基本的に授業はクラス単位で受けます。また、クラスが更に国籍・職種に配慮された9名程度のグループに分けられ、様々な課題をこなすことが求められます。
密度と頻度の濃いグループワーク
このグループは1年間固定です。グループは、グループ単位のアサインメントをこなすだけでなく、日々の予習を共同で行い、毎朝授業前に75分程度議論し各自の分析を深めることが求められる等、学生生活の基本的な活動母体となり、1年生の総まとめイベントであるキャップストーンもこのグループで実施します。長期のグループだからこそ、それぞれの国の仕事の進め方の違いの理解やそれぞれの利害関係者の立場やを尊重しながらも実現したい方向に物事をしっかり動かしていく訓練として最適で、ビジネスリーダーに必要な人格形成を行っていきます。