IESEは2年間で400以上のケースを学ぶインテンシブなプログラムですが、私たち日本人学生は学校が与えてくれる学びにとどまらず、様々な本を読み、知識・教養を深めることがビジネスパーソンとしてだけでなく、人生それ自体を豊かにしてくれると信じています。
バックグラウンドの多様性を活かし、コーポレートファイナンスから詩集まで、各学生の人生やキャリアに影響を与えた本を紹介します。
MBA生の本棚(β版)
分類 | テーマ | 書名 | 著者名 | 書影 | 概要・感想 |
---|---|---|---|---|---|
経営 | MBA、経営論 | MBAが会社を滅ぼす | ヘンリー・ミンツバーグ | この本を大学生である15年前に読み、それでもMBAに来てしまった。ミンツバーグは、経営者の資質を「サイエンス(学術的知識)」「クラフト(経験)」「アート(感性)」の三つで定義し、MBAの教育は(仮にケースメソッドを取り入れたとしても)サイエンスに偏ってしまっていると警鐘を鳴らしている。実際来て感じたのは、この本が書かれた20年近く前からビジネススクールの教育は進化している(実際の企業とのプロジェクト等、実勢院生が高まっている)ことと、特に欧州校は、入学時の平均30歳程度でマチュアであり、理論と実際が違うことなんて百も承知であり、自分の積んできた経験を客観的に見つめて成長の壁を破るために来ているから、余計なお世話だというところだろうか。 | |
ノンフィクション | 事業承継、起業、食文化 | 美味礼賛 | 海老沢 泰久 | 辻料理学校の創設秘話。戦後間もない頃、一介の新聞記者だった辻静雄が、妻の実家の経営する小さな料理学校の経営を任されたことで、インチキ料理がまかり通る日本のフランス料理界に革命を起こしていく。料理について何も知らないからこそ当たり前を疑い、思い切った先行投資で本場フランスに遠征し本物の料理と料理人から薫陶を受ける。アントレプレナーシップ、マーケティングについて学べるだけでなく、出てくる料理の描写が本当に美味しそう。 | |
ノンフィクション | アントレプレナーシップ、ビジネスモデル | コンテナ物語 | マルク・レビンソン | 世界の物流を変えたのは実業家マルコム・マクリーンによるコンテナという超アナログな「箱」の発明だった―というとシンプルに聞こえるが、統一規格の箱を使って輸送を効率化するというアイデアはそれ以前にもあったが、業界のコンセンサス、政治の壁、収益のせい様々な理由で悉く立ち消えになっていた。マクリーンが成功したのは、「船舶による輸送」だけでなく、港についてからの保管・陸路での輸送等ロジスティクス全体がどう変わるかを構想していたこと、それを実現するための同業者・政治家との交渉など、「Think Big」であることの重要性を学べた。 | |
科学・技術 | テクノロジー、アントレプレナーシップ | ネット興亡記 | 杉本貴司 | サイバーエージェント、楽天、Yahoo…2000年代初頭、日本のインターネットビジネスの基礎を築いた企業達がどのように生まれ、どのような化学反応をお互いに起こし発展していったかを振り返る本。特に胸が熱くなったのは、楽天の三木谷社長を筆頭に、その頃MBA留学していた青年たちが、最新のテクノロジーであるインターネットに触発され、日本で一旗揚げようと次々起業していったこと。この熱狂はもう訪れないのだろうか、それとも、気づかないだけで、生成AIブームという形では既に起こってるのではないか?と考えさせられた。 | |
人文・芸術 | テクノロジー | インターネットはからっぽの洞窟 | クリフォード ストール | 1995年米国、インターネットが登場しだした頃に、「こんなのハリボテだよ!」と著名な化学ライターが警鐘を鳴らした本であり、専門家であろうとも新しいものに対して適切な判断を下せるわけではないというエビデンスでもある。似た話だと2008年前後に「日本でiPhoneが流行らない理由」という記事がたくさん書かれ、「おサイフケータイが使えない」「マニキュアした指ではタッチパネルが押せない」等いまみると笑ってしまう理由の数々がかかれており、二の轍を踏まないように定期的に見直すことにしている。 | |
人文・芸術 | 歴史、生き方 | 人生で大切なことは泥酔から学んだ | 栗下直也 | 歴史の(酒癖の悪い)英傑たちから学ぶ処世術と人生訓。一番好きなエピソードは、今日は無礼講だ、飲め飲めと知人にしこたま飲ませて、政敵のゴシップをポロっと話させた源頼朝。私も酒でたくさんやらかしてきたんですが、どんなに酔っぱらってもコンプライアンスの一線は守るように無意識に刻み込もうと思いました。 | |
文芸・小説 | 伝記 | 村に火をつけ、白痴になれ: 伊藤野枝伝 | 栗原 康 | 大正時代のアナーキスト伊藤野枝の伝記。彼女がいかにしてアナーキストとなり、夫・大杉栄と関東大震災のさなか憲兵隊に暗殺されたのかを描く。伊藤野枝自身の人生がすでに相当のカオスなのだが、著者の独特の文体、ワードセンスと相まって一度読み始めたら止まらない魔力のある本だと思う。『ど根性でセックスだ』(第二章)、『無政府は事実だ――非国民,上等! 失業,よし!』(第五章)。目次の時点で相当面白い。 | |
文芸・小説 | SF、テクノロジー | 月は無慈悲な夜の女王 | ロバート A ハインライン | 遠い未来、地球の流刑地として圧政下にある月。コンピュータ技師のマヌエルは、メンテナンスのために訪れた月のマザーコンピューターに知性があることに気づき、マイクと名付け友人となる。二人の出会いが月世界の独立戦争を巻き起こす。 60年近く前に書かれた小説ながら、現代の眼で見るとクラウド、サイバーセキュリティ、AIといった要素が描かれている。電話通信も管理しているマイク | |
経営 | 経営、逆境の乗り越え方 | トヨトミの野望 | 梶山三郎 | 恐らくトヨタ自動車の奥田碩をモデルにした経営小説(実質ノンフィクション)。フィリピンのマニラに左遷され、上司に煙たがられながらも彼がどのようにしてトヨタのトップに上り詰めたのか、そしてその後どうトヨタを飛躍させたのか。逆境に打ち勝つヒントがたくさん書かれています。 | |
経営 | 経営、企業変革、事業再生 | V字回復の経営 | 三枝 匡 | コマツの産業機械部門におけるターンアラウンド経験を元にしたストーリー。結構古い&ド定番だけど、必読の一冊 | |
経営 | ROIC、最適資本構成、効率性向上 | ROIC経営 | KPMG FAS | ROIC経営の理論及び実践。レベルは高めだが実践的でわかりやすく、勉強になる。MBAでファイナンスを学んでいれば内容的にもついていけると思われる。 | |
文芸・小説 | 経営、チェンジマネジメント | 企業変革の実務 | 小森哲郎 | チェンジマネジメントについて学べる | |
経営 | 少年犯罪 | 天使のナイフ | 薬丸岳 | 山口県光市の事件をモデルに(しているだろう)少年犯罪を描いたミステリー小説。高校生くらいの時に読んだが、未だに記憶に残っている。少年犯罪について考えさせられた。 | |
経営 | 生き方 | キャプテン | ちばあきお | 中学野球部に所属する男の子のスポコン漫画。どうやって厳しい競争の中で生き残っていくか(基本は努力あるのみ)を学んだ(最初の5巻が特にお勧め) | |
社会・政治 | 企業戦略、生き方 | 「好き嫌い」と経営 | 楠木健 | 企業戦略ストーリーは、経営者の直観やセンスに大きく依存し、その根底は「好き嫌い」がある。14人の経営者の対話から戦略の淵源に迫る。戦略はロジックだけでなくアートでもあるんだなと改めて思った。 | |
漫画 | 自伝、教育、虐待 | エデュケーション 大学は私の人生を変えた | タラ ウェストーバー | 政府を頼らない狂信的モルモン教徒の両親に育てられ、学校にも行かず、医療機関も受診せずに育ったタラが、大学進学し、自己形成してく過程を描いた回想録。英語多読の一環で手に取ったものの、衝撃的な内容で一気に読み終え、また何度も読み返している本の1つ | |
人文・芸術 | 人生 | 柔道部物語 | 小林まこと | 学業優秀な吹奏楽部員・三五十五は、高校入学を機に柔道を始めるが・・・自立した人生・キャリアを歩むにあたり、どのように自らを律するべきか学べるバイブル | |
経営 | 生き方 | 代表的日本人 | 内村鑑三 | 日本人が英語で日本の文化・思想を西欧社会に紹介した代表的な著作 | |
人文・芸術 | 生き方 | 人を動かす | D. カーネギー | 人を動かすために日頃から心掛けるべきことが纏められた一冊 | |
経営 | 生き方、詩集 | ルバイヤート | オマル・ハイヤーム | 12世紀に書かれたペルシアの詩人オマル=ハイヤームの詩集、ちょっとした息抜きに | |
経営 | 経営、ファイナンス | CFOとFP&A | 石橋 善一郎、三木 晃彦、本田 仁志 | 日本ではまだ馴染みが薄いものの、post MBAの選択肢となりうるFP&Aという職種の概要を知ることができる | |
社会・政治 | グローバル | 異文化理解力 | エリン・メイヤー | 欧州のトップビジネススクールの1つ、INSEADの教授による本。各国の文化の違いというのを、ある事柄についての両極端(例:コミュニケーションがハイコンテクスト vs ローコンテクスト)のどのあたりに位置するかである2つの国がどれだけ文化的に異なるか、という「カルチャーマップ」というフレームワークで分析する。特に面白かったのは、言語的にも、地理的にも近いはずのイギリスとオランダのコミュニケーションがなぜ成り立たないか?の分析で、「私のミスだ」(イギリス人の発言)→「私のミスでない(イギリス人が思うこと)」 vs 「彼のミスだ(オランダ人が思うこと)」が一例として挙げられていて面白かった。 | |
社会・政治 | 歴史・教養 | イスラエル 人類史上最も厄介な問題 | ダニエル・ソカッチ | ホロコースト以前にアメリカに渡ったユダヤ人が可能な限り客観的にイスラエル・パレスチナ問題を1番最初の歴史から解説したもの。読みやすく、それでいて当事者ならではの葛藤がとてもよく描かれていて、ニュースではよくわからないイスラエル周辺の問題が深く理解できる。 | |
文芸・小説 | 生き方 | 悪童日記(・ふたりの証拠・第三の噓) | アゴタ・クリストフ | 間違いなく人生で一番おすすめできる小説。戦時中のハンガリーを舞台に、意地悪な祖母の家に預けられた賢すぎる双子が、理不尽な環境を強かに、冷酷に生き抜く物語。二人(「ぼくら」)による日記という形式。 何回ゾワっとしたかわかりません。最後の終わり方はあまりに衝撃。三部作だが一部が至高 | |
文芸・小説 | 生き方 | 車輪の下 | ヘルマン・ヘッセ | ヘッセの自伝的小説。周囲の期待に応えるため大人たちが敷いたレールを歩んだ天才ハンス少年。そしてそこからの転落。受験や就活などの中で漠然と、周囲からの圧(”いい”ところに行かなければ)を感じたことがある方には何か刺さるものがあるんじゃないかと思います。 | |
文芸・小説 | 家族 | ザ・ロイヤルファミリー | 早見和真 | 競馬という舞台を中心に、家族の繋がりと絆について考えさせられる小説。最後の最後のクライマックスは涙不可避。もちろん競馬を全く知らなくても楽しめます。 | |
社会・政治 | 社会学 | 経営リーダーのための社会システム論 構造的問題と僕らの未来 (至善館講義シリーズ) | 宮台真司・野田智義 | 経営リーダーのための、とあるが、内容は宮台氏の社会学理論を分かりやすく一冊にまとめた本という印象。日本の社会がどのように変化してきたのか、今後どう変化していくのか、ということを考える上で、有用な思考の枠組みを提示してくれます。 | |
社会・政治 | 歴史、心理学、生き方 | 夜と霧 | ヴィクトール・E・フランクル | ユダヤ人精神分析学者である著者の過酷なナチス強制収容所体験記。精神学者である著者の目を通して、人々の心理状態の変化を克明に記した著作で、生きることの意味や人間の自由について考えさせられる本です。 | |
人文・芸術 | 哲学 | 暇と退屈の倫理学 | 國分 功一郎 | 「暇」と「退屈」という概念について、過去の哲学者の考察(特にハイデガー)をベースに、なぜ人間は「暇」や「退屈」を感じるのか、人間はどのように向き合うべきなのか、という点について、興味深い視点を提供してくれます。(後者については、相当に読者に委ねられている感はありますが)。純粋に哲学的な思考そのものを楽しみたい人にはお勧めです。 | |
人文・芸術 | 読書論? | 読書について | ショウペンハウエル | 惰性で本を読み、あんまり内容が身になっていないような感覚を持っている人におすすめ。 | |
人文・芸術 | 心理学 | 人はなぜ神経症になるのか | アルフレッド・アドラー | タイトルの通り、人はなぜ神経症になるのかに関するアドラーの著作。自分が神経症っぽい時や、神経症っぽい人と接する時に、なぜそうなるのかということを考察する上で、参考になる見方を提供してくれる本です。 | |
社会・政治 | 遺伝学、進化心理学 | 言ってはいけない 残酷すぎる真実 | 橘 玲 | それを言ってしまうと元も子もないみたいな内容があるので、人によっては気が滅入るかもしれませんが、人生において自分がコントロール出来る要素とそうでない要素に関して、データに基づいて一定の見解を示してくれる本だと思います。 あとピンポイントで、子どもの人格形成における遺伝・環境要因(共有・非共有環境)の影響については、読んでおくと子育てを考える際に役に立ちそう。 | |
経営 | 経営、ビジネス | イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」 | 安宅和人 | 仕事(問題設定&解決法)とは何か、仕事の進め方を分かりやすく言語化している本。 | |
科学・技術 | 生命科学 | ビジネスと人生の「見え方」が一変する 生命科学的思考 | 高橋祥子 | まずはビジネスから一歩引いて、生命科学的な観点で「思考」を掘り下げ、そこから改めて経営・ビジネスへの応用を目指す。 | |
文芸・小説 | ファンタジー | はてしない物語 | ミヒャエル・エンデ | 運命的な出会いというのは人と本の間にもある。小学校3年生の時、「図書館で一番難しい本を読もう」と子供特有の無鉄砲さで手に取ったのが、抹茶色の表紙の分厚いこの本。ところがどうだ、どんでん返し、入れ子構造、これまで読んできた児童書とはレベルの違うストーリーテリング、僕の読書遍歴はこの本から始まった。内気な少年が古本屋で見つけた一冊の小説を読み進めるうちに、現実と本がリンクしだし、やがて主人公は物語の中の幻想の国に招かれる…まさに今の状況じゃないかと引き込まれた。 | |
人文・芸術 | 歴史 | イスラームから見た「世界史」 | アンサーリー,タミム | イスラム教徒の歴史家によって書かれた、イスラム教から見た世界の歴史。僕はこういう全く違うものの見方を提供してくれる本が好きだ。大体の世界史の本は、4大文明くらいの話から始まり、ヨーロッパあるいは中国を中心に話が進み、中東(「東」という表現自体がヨーロッパから見た表現である)は途中で世界史に乗り込んでくるような書き方が多いと思う。本書ではイスラーム教の誕生から始まり、イスラーム教の視点から十字軍や世界大戦を評価する。 | |
文芸・小説 | SF | 残像に口紅を | 筒井康隆 | 筒井康隆渾身の実験的小説。ある小説家一家の日常を描いたストーリーだが、なんと、一章ごとに使える文字(「あ」、「い」)が減っていき、その文字を含んでいた言葉は概念ごと物語世界から消滅する。300ページ超の小説を成立させたこともすごいし、ただの制約条件として扱うのでなく、このルールを登場人物に認知させる(『また世界から文字が減ったみたいだが、物語世界の住人である自分は何の文字が消えたか、それによって何が世界から消えたか認識できない』)こと物語を展開するメタフィクションの技法にも脱帽。 | |
科学・技術 | インターネット、テクノロジー | インターネットのカタチ | あきみち | 「インターネットは分散型システムなので災害に強い」は本当か?パキスタンテレコムのルーターの設定ミスで世界中でYoutubeにアクセスできなくなった!?わかっているようでわからない、憶測・怪しい知識がSNS上で飛び交うこともあるインターネットの内側を、正確な知識と豊富な事例でわかりやすく解説します。通信キャリア出身の僕は新入社員の教育や、お客さんとの会話のネタによく使っていました。 | |
科学・技術 | 生物学 | 昆虫はすごい | 丸山 宗利 | 進化論を疑いたくなるレベルで巧みな昆虫の生存戦略と擬態能力。一章読んで驚かされたら次の章でもっと驚かされる。特に面白かったのはホタルは毒があるので、光っているホタルを見ると捕食者は近づかない→ホタルそっくりに光るように進化した蛾がいる(ホタルガ)。 | |
人文・芸術 | 哲学 | 自省録 | マルクス・アウレリウス・アントニヌス | ローマ皇帝で五賢帝の一人、マルクス・アウレリウス・アントニヌスが書いた哲学書。もともと出版する前提でなく、内省の言葉を日記のように記載したもののため難解な箇所が多いが、「人生をどう生きるか」、「どう困難と向き合うか」などについて考えさせられる。 | |
経営 | PEファンド、エネルギー | マグマ | 真山仁 | 地熱発電に命をかける研究者魂、地熱発電を政争に利用とする老政治家の思惑や外資ファンドの暗躍などに加え、最新のエネルギー情報をちりばめて描く大型経済情報小説。ハゲタカの著者の作品です。主人子は投資銀行→PEファンドというキャリア。 | |
漫画 | 歴史、ファンタジー | シュトヘル | 伊藤悠 | モンゴル帝国の侵攻が進む13世紀の中国・西夏を舞台に、西夏の文字を根絶しようとするチンギス・ハンと、それを守ろうとする人々の戦いを描く、「文字の力」というのが大きなテーマとなっている歴史漫画。残酷な描写も多く登場人物もバタバタ死ぬし、それによってこそ「その人の書いた文字を読めば、いつでもその人にまた会える」ことの感動が伝わる、14巻一気読みした後は急に日記を書きたくなる。 | |
人文・芸術 | 歴史、文化 | ヨーロッパ文化と日本文化 | ルイス・フロイス | ザビエルと共に来日し、信長や秀吉とも交流したポルトガル宣教師、ルイス・フロイスが日本文化について書き留めたもの。今も変わらない日本人の風習を見つけながら読むのがとても楽しい。「日本人は二次会から盛り上がる」、「飲み会ではお互いに酒をすすめあうのでみんな酔いつぶれる」等の飲酒文化、「欧州では脈を右腕→左腕と取るが日本は逆」等よく見てるな~と思う細かすぎるネタが知的好奇心を揺さぶる。 |