IESEを語るときに欠かせない最大の特徴は学生の多様性にあります。MBAプログラムの学生数は1学年 350人、平均年齢は29歳、女性比率は30%、学生は世界57か国以上から集められています。更には、一国の学生が20%以上のマジョリティを占めないように設計されており、最も学生数の多いスペイン人でも全体の2割未満です。地域別では、大きく欧州35%、アジア25%、中南米20%、北米15%、その他5%、国別では、スペイン、アメリカ、インド、ブラジル、中国、日本、ペルー等の学生が比較的多い構成となっています。

また、職種のバックグラウンドも多様性が重んじられており、事業会社47%、金融22%、起業4%、パブリックセクター/NGO3%という構成となっています。

IESEは、”Developing Leaders You Can Trust”というブランドステートメントの通り真のビジネスリーダーの育成を教育理念に掲げていますが、その実現の上で多様性は欠かせないキーワードです。なぜなら、学生は、自分と異なる多様なバックグラウンドを持つ同級生と様々なグループワークや議論を行い、切磋琢磨していくことで、リーダーに必要なソフトスキルを開発していくからです。

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